まずループとは繰り返すという意味があります。
ループ音源、またはループ素材は一定の小節数(1〜4小節くらいが多い)の音源、特にドラムトラックなどで、何回も繰り返し使える(ループさせることができる)音源の事を言います。
ループ音源はMIDIではなくオーディオループのことを言いますので、オーディオ素材(波形)で表されています。
対してMIDIで作られたループ音源はMIDIループと言われ、オーディオで作られる通常のループ音源とは使われ方が違ってきます。
J-POPなどでループ音源はドラムトラックの裏に小さい音で入れていくことで、複雑で奥行きのあるトラックを作っていくなどの使い方をすることがあります。
MIDIループはメインのドラムトラックとして使い、MIDIを組み替えて作り込んでいくことが多いと言えるでしょう。
またループ音源の使い方として歌ってみたのレコーディングや、弾き語りやボーカルレコーディングの際に簡易的なリズムトラックとしてループ音源を使う場合などもあります。
またループ音源にはドラムだけでなく、シンセ等の楽器が入ったループ素材もたくさんあり、中にはループ素材を貼り合わせるだけでそれっぽい楽曲ができるようなサービスもあります。