音楽制作やレコーディングにおけるビットというのは、サンプリングレートと並んで音の解像度を決める極めて重要な要素となります。
ビットは単にビットと呼ぶこともあれば、ビット深度、もしくはビットデプスなどと呼ばれます。
ここで注意しなければいけないのが、mp3などの圧縮音源などで使われるビットレートとは別物だということです。
ではレコーディング時におけるビットとはどのような要素かというと、音のダイナミクスの幅の細かさのことを言います。つまり小さい音から大きい音まで、ビット深度が高いほど細かく音源に反映することができるのです。
例えばビット深度が低いと音の大きさはあまり変わらずに平坦に聞こえるということが出来ますね。
なので、このビットが高いほど解像度の高い音を収録することができると言うわけです。
なお通常のCD音源のビットは16bitですが、歌ってみたのレコーディングなどでは24bitが使われることが多いです。