サラウンドとはモノラルやステレオといった音楽の再生状況や再生環境を指す言葉である。

モノラルが1つの場所(スピーカー)からしか音が出ない状況なのに対して、ステレオが2つの場所(スピーカー)から再生されるというお話は以前にもしてきたかと思うが、

サラウンドというのはなんと5つ以上の場所(スピーカー)から再生される状況のことを言うのです!!

サラウンドで最も一般的なのが、5.1chと言って、5つのスピーカーと1つのサブウーハーという環境になります。

スピーカーの場合、聴く人を囲むようにしてスピーカーを配置するため、まるでライブ会場にいるかのような臨場感を味わうことが出来るのがサラウンドの特徴です。

しかしサラウンドは再生機器の方だけサラウンドにしていても、再生する音源が普通のステレオ音源では本来のサラウンドの意味がないので、本当のサラウンド体験をするためには、サラウンドで書き出されたサラウンド音源が必要になってきます。